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死刑台のエレベーター 日本版

死刑台のエレベーター
死刑台のエレベーター


もともとは1958年にフランスで公開されたノエル・カレフの『死刑台のエレベーター』を、日本を舞台に代えた、二度目のリメイクとなるサスペンス映画。

キャッチコピーは「あの人を殺して、私を奪いなさい。」「愛のための完全犯罪。それは15分で終るはずだった。」

一般の人がごく普通の生活を送っていたらそう大きな問題はおこらない。
特に人に伝えるようなことは。
奇天烈で、頭のネジが一本抜けたような人物がいるからドラマというのは成立すのだということがこの映画から分かった。
この映画、主な登場人物が全員頭がぶっ飛んでいる。
もうツッコミたくなるくらいに。

そしてこの物語の設定もまたすごい。

この映画は完全犯罪が一つのエレベータから歯車が狂いだしたとうたい文句としている。
しかし。中身をみたら全然違う。
この完全犯罪というやつが全然完全犯罪ではない。
20階あたりのベランダから一つ上の階にフックみたいなのでよじ上るのだが、外からみたら違和感があまりにもある。
目撃されたら一巻の終わりである。
またこれが真夜中ならわかるが、夕方の5時ほどであるのがまた何とも言えない。
そして上に上り、社長らしき人物を殺害し、またフックを使い下に降りる。
この時も誰かに目撃されたらおしまいなのである。

完全犯罪といえばオーシャンズ11のようなその道のスペシャリストが綿密な計画を立て実行するのが一般的なイメージだろう。
スペシャリストでなくても、そこには何十のトリックをつくりだすものだろう。

夕方5時にベランダから上によじ登ることは完全犯罪とは言えない。

また、もう一人。ぶっ飛んだ奴がいる。
警察官だ。
この警察官は本当に警察官かと言いたくなる。
登場シーンから警察官らしい雰囲気を全然もっていない。
だれが見てもチンピラなのである。
行動、言動すべてだ。

深い話は映画を見てもらえば分かる。

この映画一番の傑作なところは、この映画の核となる部分である。
その核となる部分があまりにもお粗末すぎて笑えるのである。
またこの映画は昔の映画のリメイクというだけあって、その当時の時代背景を無理やり現代にもっていったのも無理がある。
携帯もパソコンもない時代のこのオリジナルにそのまま同じような設定は不自然すぎるのである。
現代にアレンジするという選択はなかったのだろうか。

たしかに元を崩さない心意気はいいとは思う。
しかし通用しない部分は変えないと違和感が残る。
時代もその当時の時代背景にする手もあったのではないか。

おや睡眠




死刑台のエレベーター1


主演:
吉瀬 美智子
主演:阿部 寛
監督;緒方 明



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